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オールドムラマツSR  [ムラマツSR]

オールドムラマツSR

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モーションブルーヨコハマでのギグでこの楽器を使っている写真です。2014/8/21

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2013年の12月半ば頃、15年くらい使用したムラマツAD以来、久々の新しい(古い)フルートに換えました。製造番号が0096番、珍しい場所にギズモキー、クラッチ式Eメカ、CISトリルキーのある初期SR、頭部管はリップがホワイトゴールドのBURKARTにしています。
インラインでクラッチ式EメカとCISトリルキーを同居させるのは現代でも断られる位難しく、この時代にそれを作ってしまっているのは天才ですよ、との詳しい楽器屋さんの話でした。
バネはホワイトゴールドとのことです。

80代くらいの昔の日本の音楽の先生だった方が引退されてめぐってきた楽器でした。

以前聞いた、1964年製ではなく、ムラマツの修理部の方のコメントはおそらく先代村松孝一氏の手によるものではないかと。留学経験のあるプロフェッショナルの奏者が特注させたことは間違いなく 戦前、1940年頃で、
ムラマツの工場が野方にあった頃だろうと修理部の方から聞きました。

ムラマツは1960年代は製造番号は1000番台になりますので、やはり0096番は戦前でムラマツ本社でのコメントが正しいのかと思いますが、正式なこの頃の番号の控えは無いようでしたのでどちらか分かりません。

作った職人さんは
●村松孝一氏
●三響フルート前社長の久蔵氏が村松フルート在籍時に手がけた

どちらからしいというお話です。
古い楽器でノックピン方式で、何かと狂いやすいのですが、以後ずっとメインフルートで使っています。


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旧橋 壮(ふるはし つよし)
http://www009.upp.so-net.ne.jp/rc4/

発売中の雑誌JAZZJAPAN vol.83 (2017/6/22発売号)に新譜「IN Focus」のレビューと、旧橋のインタビュー記事が載っています。レビューが柳樂光隆さん、インタビューが重森洋志さん。音と併せてチェックしてみてね。http://www.jazzjapan.co.jp/

Furuhashi's inteview and CD album review appeard in a JAZZJAPAN magazine vol 83.
Please check it out.

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.83

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: シンコーミュージック
  • 発売日: 2017/06/22
  • メディア: 雑誌


CDは一時的に品切れと出ますが、表示が遅れているらしいです。

イン・フォーカス

イン・フォーカス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: GREENLIGHTSLABEL
  • 発売日: 2017/06/21
  • メディア: CD


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